2007年7月に高脂血症から脂質異常症に改名された。 体の血液中に含まれる脂質が過剰、もしくは不足している症状である。
身体の細胞膜を作るための材料です。またホルモンを産生するための重要な成分です。
コレステロールは中性脂肪と共にリポタンパクという物質にとりこまれ、血液に流れ全身の細胞で利用されます。 しかし、余分なコレステロールは血管に付着し、動脈硬化の原因となります。
脂質異常症の診断基準(空腹時採血)
高LDLコレステロール血症 | LDLコレステロール | 140mg/dL以上 |
低HDLコレステロール血症 | HDLコレステロール | 40mg/dL未満 |
高トリグリセライド血症 | トリグリセライド | 150mg/dL以上 |
高LDLコレステロール血症は、心筋梗塞を引き起こすことがある。
高TG血症は、動脈硬化発症を引き起こす。
黄色腫(皮膚に出来る黄色い腫瘤)