肝臓の細胞と細胞の間は結合組織と呼ばれる線維成分で埋められ、つなぎ合わされています。肝炎が繰り返し起こって破壊と再生が続くと肝細胞のかわりに線維成分が増えてきます。しだいに線維成分にとり囲まれた肝細胞は、正常な働きが出来なくなってしまいます。この状態が肝硬変です。
肝臓内の線維成分が増えると血液中にも増加するためPIIP(プロコラーゲンペプチド)やIV型コラーゲンの量を調べると肝臓の線維化[2]の進み方や程度がわかります。そのため、これらの線維は線維化マーカーといわれます。
肝障害の程度や進み方がわかり、肝硬変の診断に重要です。
血液を採取して調べます。
食事などは、普段通りでかまいません。
重症になるほど検査値は高くなります。肝硬変の場合は、ウイルスが原因のものよりアルコールによるものの方が数値の上昇幅が大きいので、その判別の材料になります。
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