溶血性連鎖球菌(溶連菌)はストレプトリジンOという毒素とストレプトキナーゼという酵素を産生しますが、体はその毒素に対する抗体ASOと酵素に対する抗体ASKをつくります。これらの抗体を測定して、溶連菌に感染したかどうかを調べる検査です。
溶連菌に感染すると、しばしば咽頭炎、扁桃炎、中耳炎などを起こし、つづいて急性糸球体腎炎やリウマチ熱、敗血症[3]などを起こすこともあります。それらの病気[4]の原因が溶連菌であるかどうかを知ることが出来ます。
血液を採取して調べます。
検査の結果が高値であっても、症状がなければ、過去に溶連菌に感染したことがあると考えられます。もし発熱、咽頭痛、のどの発赤、首のリンパ節の腫れなどが見られたら、治療をして急性糸球体腎炎やリウマチ熱に進行しないようにすることが重要です。
さらにASP(抗連鎖球菌多糖体抗体)の検査も行い、その数値が高い場合には、急性糸球体腎炎を起こす可能性がありますので治療が必要になります。
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