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尿中アセトン体 :: 医療 Wiki

illness:尿中アセトン体

ページ内コンテンツ
  • ケトン体
    • 何がわかるのか
    • どのような検査か
    • 検査を受ける時の注意
    • 検査結果の判定
    • 異常な場合に疑われる病気

ケトン体 anchor.png[1]

エネルギー源であるブドウ糖が不足すると、体は蓄えてあった脂肪をとり出してエネルギーとして使用します。このとき、脂肪からアセトン体という物質をつくり燃焼させてエネルギーにしますが、糖の不足が続くとアセトン体がつくられすぎて血液中にあふれます。この状態をケトーシスといい、やがて意識障害が始まり糖尿病[2]性昏睡といわれる意識不明の状態に陥ります。

  • 基準値
    陰性(-)
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何がわかるのか anchor.png[3]

糖尿病[2]のコントロールが不十分だとインスリンの作用不足で糖をエネルギーとして利用できず、体の脂肪を燃やしてエネルギーとするために血液中のアセトン体が増えてきます。そのため、糖尿病[2]の人は常にこの検査を行ってチェックしておくことが大切です。

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どのような検査か anchor.png[4]

尿に試験紙をつけて色の変化で判定します。

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検査を受ける時の注意 anchor.png[5]

食事などの制限はありません。

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検査結果の判定 anchor.png[6]

陽性と出たら要注意です。但し、激しい運動をしたり高脂肪食を食べたり、怪我や発熱をしたときも陽性になることがあります。

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異常な場合に疑われる病気[7] anchor.png[8]

糖尿病[2]でコントロールが不十分な場合、あるいは飢餓や絶食の場合など。


Last-modified: 2011-05-28 (土) 18:02:14 (JST) (4722d) by seriza