口から十二指腸に管(十二指腸ゾンデ)を挿入して、十二指腸に分泌される胆汁や膵液を採取し調べる検査です。
十二指腸に分泌される胆汁を調べることで、肝臓、胆嚢、胆管の異常、胆嚢の濃縮力、胆石の有無、寄生虫や細菌の感染などがわかります。また、膵液を調べることで膵臓の細菌感染や、膵炎の状態がわかり、膵臓がんの発見にも役立ちます。
前日、夕食をとった後は絶食します。
唾が出ても飲み込まずに吐き出します。初めだけ少し苦痛があるかもしれません。苦痛があったら声を出さずに手で合図します。なるべくリラックスして受けましょう。検査時間20~30分。検査後1~2時間は飲食を控えます。