ページへ戻る

+ Links

 印刷 

レクサプロ錠 :: 医療 Wiki

illness:レクサプロ錠

エスシタロプラムシュウ酸塩 (Escitalopram oxalate) anchor.png

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)

  • レクサプロ錠 (製薬会社:製造販売元 持田製薬株式会社/販売 田辺三菱製薬株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png

脳内に存在するセロトニンの再取り込みを選択的に阻害し、セロトニン濃度を上昇させ、神経伝達をスムーズにし、憂うつな気分を和らげ、不安などの症状を改善します。
通常、うつ病・うつ状態、社会不安障害の治療に用いられます。

Page Top

用法・用量 anchor.png

通常、成人は1回1錠(エスシタロプラムとして10mg)を1日1回夕食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて行われ、1日最高用量は2錠(20mg)までとされています。
必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に中止すると不都合な症状(不安、焦燥、興奮、浮動性めまい、錯感覚、頭痛、吐き気など)がみられることがあります。

Page Top

副作用 anchor.png

主な副作用として、吐き気、傾眠、頭痛、口渇、浮動性めまい、倦怠感、下痢、腹部不快感、発疹、湿疹、蕁麻疹、かゆみ、アナフィラキシー反応、血管浮腫などが報告されています。

Page Top

重大な副作用 anchor.png

  • 痙攣
    筋肉が発作的に収縮する痙攣頭痛、集中力の欠如、痙攣
  • 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
    低ナトリウム血症、頭痛、集中力の欠如、記憶障害、錯乱、幻覚、痙攣、失神等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがある。
  • セロトニン症候群
    不安、焦燥、興奮、振戦(手足の震え)、ミオクローヌス、高熱等のセロトニン症候群があらわれることがある。
  • QT延長(頻度不明)、心室頻拍(torsades de pointesを含む)
Page Top

その他の副作用 anchor.png

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害--赤血球減少、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、白血球増加、血小板増加、血小板減少、鼻出血出血傾向(斑状出血、消化管出血等)
肝臓-AST・ALT・Al-P・γ-GTP・ビリルビンの上昇等の肝機能検査値異常-肝炎
泌尿器-排尿困難、尿蛋白陽性、射精障害頻尿、尿閉、不正出血、勃起不全、射精遅延持続勃起症、月経過多
精神神経系傾眠、浮動性めまい、頭痛あくび、不眠症、体位性めまい、感覚鈍麻、易刺激性(いらいら感、焦燥)アカシジア、睡眠障害、異常夢(悪夢を含む)、激越、不安、錯乱状態、躁病、落ち着きのなさ、錯感覚(ピリピリ感等)、振戦、リビドー減退、歯ぎしりパニック発作、精神運動不穏、失神、幻覚、神経過敏、離人症、ジスキネジー、運動障害、無オルガズム症
循環器・心臓-動悸起立性低血圧、QT延長頻脈、徐脈
消化器悪心、口渇腹部不快感、下痢、食欲減退、腹痛、嘔吐、便秘腹部膨満、胃炎、食欲亢進、消化不良-
過敏症--発疹、湿疹、蕁麻疹、そう痒アナフィラキシー反応、血管浮腫
筋骨格系及び結合組織障害--関節痛、筋肉痛、肩こり、こわばり-
全身倦怠感異常感無力症、浮腫、熱感、発熱、悪寒、疲労、体重増加、体重減少-
その他-回転性めまい、耳鳴、多汗症副鼻腔炎、味覚異常、脱毛、コレステロール上昇、血中ナトリウム低下、乳汁漏出、胸部不快感、寝汗、羞明、霧視、過換気、尿糖陽性視覚異常、散瞳
Page Top

ジェネリック医薬品 anchor.png

  •  (製薬会社:)

Last-modified: 2021-06-13 (日) 11:20:38 (JST) (1051d) by kondo