リン酸コデイン散 :: 医療 Wiki

作用と効果

中枢神経などに作用し、咳をしずめたり、痛みをおさえたり、下痢を止めたりします。

用法・用量

通常、成人は1回2g（主成分として20mg）を1日3回服用します。治療を受ける疾患や年令、症状により適宜増減します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が4時間以内の場合は、飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

副作用として、不整脈、血圧の変動、顔が赤くなる、眠気、めまい、視覚障害、発汗、吐き気、吐く、便秘、発疹、かゆみ、排尿障害などが報告されています。

稀な副作用

• 連用による薬物依存、退薬症状
  不眠・不安になる、幻覚・妄想が起こる
• 呼吸抑制
  息切れ、呼吸の異常
• 錯乱、せん妄
  興奮する、不安になる、まとまらない会話や行動、幻覚・妄想が起こる
• 無気肺、気管支痙攣
  胸を押さえつけられるように感じる、息がつまる
• 咽頭浮腫
  のどが腫れる
• 炎症性腸疾患の患者での麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸
  腹痛、お腹がはる、発熱、頻脈

同じ成分の医薬品

• コデインリン酸塩錠
• コデインリン酸塩水和物

ジェネリック医薬品