メチルフェニデート塩酸塩(Methylphenidate hydrochloride) ) [1]
中枢神経刺激剤
- リタリン錠 (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)
- リタリン散 (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)
脳内の神経伝達物質の働きを強めて中枢神経系を刺激し、覚せいの程度を高めたり、気分を高揚させたりする作用があります。 通常、ナルコレプシー(昼間の突然の睡眠発作)の治療に用いられます。
- リタリン錠
通常、成人は1日2〜6錠(主成分として20〜60mg)を1日1〜2回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。原則として夕方以降の服用を避け、必ず指示された服用方法に従ってください。
- リタリン散
通常、成人は1日2〜6g(主成分として20〜60mg)を1日1〜2回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。原則として夕方以降の服用を避け、必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合や就寝前には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、口渇、頭痛、発汗、食欲減退、発疹、関節痛などが報告されています。
- 剥脱性皮膚炎
発熱、全身の皮膚の発赤、皮膚がはがれ落ちる
- 狭心症[6]
胸痛、胸の圧迫感、冷汗
- 悪性症候群
高熱、意識障害、筋肉のこわばり
- 脳血管障害
頭痛、意識の低下、言語障害