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リスミー錠 :: 医療 Wiki

illness:リスミー錠

ページ内コンテンツ
  • リルマザホン塩酸塩水和物 (Rilmazafone hydrochloride hydrate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • ジェネリック医薬品

リルマザホン塩酸塩水和物 (Rilmazafone hydrochloride hydrate) anchor.png[1]

睡眠誘導剤

  • リスミー錠 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

ベンゾジアゼピン系の睡眠誘導剤で、中枢神経に作用し、大脳辺縁系の活動を低下させることにより、不安や緊張をやわらげ、よく眠れるようにする作用があります。
通常、不眠症の治療や、麻酔前に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[3]

不眠症:通常、成人は1回1~2錠(主成分として1~2mg)を就寝前に服用します。麻酔前:通常、成人は1回2錠(主成分として2mg)を就寝前または手術前に服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、高齢者では1回2錠(2mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。不眠症に使用する場合、就寝の直前に飲んでください。就寝後一時的に起きて仕事などをする可能性がある場合は飲まないでください。
飲み忘れた場合は、起きるまでに7時間以上あれば、気がついたときにすぐに飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に薬を中止すると不都合な症状があらわれることがあります。

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副作用 anchor.png[4]

主な副作用として、眠気・残眠感、倦怠感、ふらつき、発疹などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png[5]

  • 呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス
    息苦しい、めまい、意識がぼんやりしたりなくなったりする
  • 依存性
    連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、譫妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがある
  • 刺激興奮、錯乱
    意識が乱れる、正常な思考ができない、考えがまとまらない
  • 一過性前向性健忘、もうろう状態
    中途覚醒時の出来事をおぼえていない、もうろうとした状態
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その他の副作用 anchor.png[6]

副作用2%以上0.1~0.2%未満0.1%未満頻度不明
肝臓-ALT(GPT)上昇,AST(GOT)上昇Al-P上昇,LDH上昇-
精神神経系-眠気,ふらつき,頭重感,めまい,頭痛頭がぼんやりする,ろれつがまわらない,いらいら感,妄想,興奮,ムズムズ感-
循環器・心臓--動悸,不整脈[7]-
消化器-口渇,食欲不振,悪心・嘔吐下痢,便秘-
過敏症--発疹等-
筋骨格系及び結合組織障害-倦怠感等の筋緊張低下症状--
その他--むくみ,発汗,前胸部痛覚醒遅延傾向(麻酔前投薬として用いた場合)
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ジェネリック医薬品[8] anchor.png[9]

  • 塩酸リルマザホン錠

Last-modified: 2019-12-11 (水) 10:31:37 (JST) (1604d) by kondo