エホニジピン塩酸塩エタノール付加物(Efonidipine hydrochloride ethanolate)
持続性Ca拮抗剤
作用と効果
カルシウム拮抗薬で、血管壁細胞内へのカルシウムの流入を抑制して血管を拡張させ、抗高血圧作用と抗狭心症作用を示します。通常、高血圧症や狭心症の治療に用いられます。
用法・用量
- 高血圧症
通常、成人は1日2〜4錠(主成分として20〜40mg)を1〜2回に分けて服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は6錠(60mg)までです。
- 狭心症
通常、成人は1回4錠(主成分として40mg)を1日1回食後に服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。 必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に薬を中止すると不都合な症状があらわれることがあります。
副作用
主な副作用として、動悸、頭痛、顔のほてり、発疹、歯肉肥厚などが報告されています。
稀な副作用
- 洞不全症候群、房室接合部調律、房室ブロック
めまい、脈が遅くなる、胸の痛み、気が遠くなる