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ラクツロース・シロップ :: 医療 Wiki

illness:ラクツロース・シロップ

ページ内コンテンツ
  • ラクツロース (Lactulose)
    • ラクツロースとは
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

ラクツロース (Lactulose) anchor.png[1]

経口用二糖[2]類製剤

  • ラクツロース・シロップ (製薬会社:興和株式会社)
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ラクツロースとは anchor.png[3]

ラクツロース(Lactulose)は、慢性便秘、肝性脳症、肝臓病等の治療に用いられる非消化性の合成糖である。フルクトースとガラクトースから構成される二糖[2]である。
ラクツロースは、生の牛乳中には含まれないが、加熱で生じる。加熱すればするほど多く生じ、低温殺菌牛乳では3.5 mg/l、容器内殺菌牛乳では744 mg/lになる。商業的には、ラクトースの異性化により生産される。

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作用と効果 anchor.png[4]

腸内細菌により分解され、有機酸を生成し、腸管内でのアンモニアの産生や吸収を抑制し、血中アンモニア値を低下させます。通常、高アンモニア血症に伴う精神神経障害、脳波異常、手指振戦の改善に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[5]

通常、成人は1日30~60mL(主成分として18~36g)を2~3回に分けて服用しますが、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、下痢、腹鳴、鼓腸(ガスがたまる)などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

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ジェネリック医薬品[8] anchor.png[9]

  • ピアーレシロップ (製薬会社:日本化薬株式会社)
  • ラグノスゼリー分包[10] (製薬会社:株式会社三和化学研究所)
  • カロリールゼリー (製薬会社:佐藤製薬株式会社)

Last-modified: 2015-11-06 (金) 13:51:05 (JST) (3096d) by seriza