ミフェプリストン・ミソプロストール [1]
人工妊娠中絶用製剤
- メフィーゴパック (製薬会社:製造販売元 ラインファーマ株式会社/販売元 )
子宮内妊娠が確認された妊娠63日(妊娠9週0日)以下の者に対する人工妊娠中絶
ミフェプリストン錠1錠(ミフェプリストンとして200mg)を経口投与し、その36~48時間後の状態に応じて、ミソプロストールバッカル錠4錠(ミソプロストールとして計800µg)を左右の臼歯の歯茎と頬の間に2錠ずつ30分間静置する。30分間静置した後、口腔内にミソプロストールの錠剤が残った場合には飲み込む。
主に下腹部痛注、嘔吐、下痢、悪心、発熱、悪寒、腹部不快感、腹痛、上腹部痛、倦怠感、振戦等が報告されています。
重大な副作用 [7]
- 重度の子宮出血
重度の子宮出血があらわれることがあり、失神を起こすことがある。また、子宮出血が持続した場合、失血性貧血[8]があらわれることがある。
- 感染症
子宮内膜炎等の感染症があらわれることがあり、敗血症[9]、中毒性ショック症候群等の致死的な症状があわられることがある。
- 重度の皮膚障害
ミフェプリストン投与後に、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、急性汎発性発疹膿疱症(Acute Generalised Exanthematous Pustulosis:AGEP)等の重度の皮膚障害があらわれることがある。
- ショック、アナフィラキシー
呼吸困難、ふるえ等があらわれることがある。
- 脳梗塞、心筋梗塞[10]、狭心症[11]
ミソプロストールとの因果関係が否定できない脳梗塞、心筋梗塞[10]及び狭心症[11]の報告がある。