ページへ戻る

− Links

 印刷 

メファキン錠 :: 医療 Wiki

illness:メファキン錠

ページ内コンテンツ
  • メフロキン塩酸塩(Mefloquine hydrochloride)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

メフロキン塩酸塩(Mefloquine hydrochloride) anchor.png[1]

抗マラリア剤

  • メファキン錠 (製薬会社:久光製薬株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png[2]

マラリア原虫がヒトの赤血球中のヘモグロビンを取り込んで栄養とするのを妨げることにより、抗原虫作用を示します。 通常、マラリアの治療と予防に用いられます。

Page Top

用法・用量 anchor.png[3]

  • 通常治療
    通常、成人は体重に応じて3錠(主成分として825mg)~4錠(1,100mg)を2回に分けて服用します。〔体重30~45kg未満では初回2錠(550mg)、6~8時間後に1錠(275mg)。45kg以上では初回2錠(550mg)、6~8時間後に2錠(550mg)〕。症状によって、次項の感染地と同様に増量されます。
  • 感染地(本剤耐性のマラリア流行地域)での治療
    通常、成人は体重に応じて4錠(主成分として1,100mg)~6錠(1,650mg)2~3回に分けて服用します。〔体重30~45kg未満では初回3錠(825mg)、6~8時間後に1錠(275mg)。45kg以上では初回3錠(825mg)、6~8時間後に2錠(550mg)。60kg以上では初回3錠(825mg)、6~8時間後に2錠(550mg)、さらに6~8時間後に1錠(275mg)〕。
  • 予防
    通常、成人は体重に応じ1回3/4〜1錠(主成分として206.25~375mg)〔体重30~45kg未満では3/4錠(206.25mg)、45kg以上では1錠(275mg)〕を、マラリア流行地域到着1週間前から服用を開始し、毎週1回(同じ曜日に)服用し、流行地域を離れた後も4週間服用します。

いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。空腹時を避けて服用してください。

飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

Page Top

副作用 anchor.png[4]

主な副作用として、めまい、頭痛、ふらつき、吐き気、腹部膨満、胃部不快感、蕁麻疹などが報告されています。

Page Top

稀な副作用 anchor.png[5]

  • 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症
    紅斑(皮膚が赤くなる)、目の充血、発熱
  • 錯乱、幻覚、妄想、脳症
    意識障害、根拠のない思い込み、存在しない物が見えたり聞こえたりする
  • 心ブロック
    徐脈、めまい、けいれん
  • 肺炎[6]、呼吸困難
    息苦しい、発熱、咳・たん
  • 肝炎
    食欲不振、全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる

Last-modified: 2012-12-01 (土) 23:09:28 (JST) (4172d) by seriza