ページへ戻る

+ Links

+ Comments

 印刷 

メネシット錠 :: 医療 Wiki

illness:メネシット錠

カルビドパ(Carbidopa) レボドパ(Levodopa) anchor.png

抗パーキンソン剤

  • メネシット錠 (製薬会社:MSD株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png

脱炭酸酵素を阻害して脳内へ効率よくドパミンを送り、脳内の不足したドパミンを補い、パーキンソン病の症状を改善します。通常、パーキンソン病やパーキンソン症候群の治療に用いられます。

Page Top

用法・用量 anchor.png

  • レボドパを初めて服用する
    通常、成人はレボドパとして1回100~125mg、1日100~300mgから服用を始め、毎日または隔日に100~125mgずつ増量し、最適投与量を定め維持量とされます。標準維持量;1回200~250mgを1日3回服用します。
  • レボドパをすでに服用している
    通常、成人はレボドパ単味製剤の服用後、少なくとも8時間の間隔をおいてから、レボドパの1日維持量の約1/5量に相当量を目安として初回量をきめ、1日3回に分けて服用します。

いずれも、症状により適宜増減されますが、レボドパとして1日1,500mgを越えません。本剤は1錠中にレボドパとして100mgを含む製剤です。

必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時、すぐに1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には飲まないで、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

Page Top

副作用 anchor.png

主な副作用として、不随意運動(舌やあご等が絶え間なく勝手に動く)、悪心、食欲不振、めまい、不眠などが報告されています。

Page Top

稀な副作用 anchor.png

  • 悪性症候群
    急激な発熱、筋肉のこわばり、手足の震え
  • 幻覚
    現実に存在しないものが見える
  • 抑うつ
    気分が憂うつでやる気がしない
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍の悪化
    みぞおちの痛み、圧痛、吐き気
  • 溶血性貧血
    貧血症状、黄疸、発熱

Last-modified: 2019-03-20 (水) 00:17:29 (JST) (1884d) by kondo