セフジトレン ピボキシル (Cefditoren pivoxil)
経口用セフェム系抗生物質製剤
- メイアクトMS錠 (製薬会社:Meiji Seika ファルマ株式会社)
- メイアクトMS小児用細粒 (製薬会社:Meiji Seika ファルマ株式会社)
作用と効果
感染症の治療に用いるセフェム系の抗生物質で、細菌細胞壁の合成を阻害し、細菌を殺す働きがあります。通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症、眼科感染症、耳鼻科感染症、歯科感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。
用法・用量
- メイアクトMS錠
通常、成人は1回1錠(主成分として100mg(力価))を1日3回食後に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。重症または効果不十分と思われる場合は、1回2錠(主成分として200mg(力価))を1日3回食後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
- メイアクトMS小児用細粒
- 小児
通常、1回に体重1kgあたり0.03g〔主成分として3mg(力価)〕を1日3回食後に服用します。
- 成人(嚥下困難などにより錠剤が服用できない場合)
通常、1回1g〔主成分として100mg(力価)〕を1日3回食後に服用しますが、重症または効果不十分と思われる場合は、1回2g〔200mg(力価)〕を1日3回食後に服用します。
小児、成人ともに、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、必ず指示された服用方法に従ってください。尚、本剤は1g中に主成分100mg(力価)を含有します。湿気を避けるため服用時まで開封しないでください。
飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間まで4時間以下の場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を1度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、下痢、軟便、嘔気、胃不快感、発疹、じん麻疹、紅斑、そう痒、発熱、リンパ節腫脹、関節痛などが報告されています。
稀な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状
顔面蒼白、冷汗、呼吸困難
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎
発熱、下痢、腹痛
- 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症
発熱、中央に浮腫を伴った紅斑、眼球結膜の充血
- 間質性肺炎、PIE症候群
発熱、から咳、息切れ
- 肝機能障害
全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染
- セフジトレンピボキシル錠 (製薬会社:日医工株式会社)
- セフジトレンピボキシル錠 (製薬会社:沢井製薬株式会社)
- セフジトレンピボキシル細粒小児用 (製薬会社:日医工株式会社)
- セフジトレンピボキシル小児用細粒 (製薬会社:エルメッド エーザイ株式会社)
- セフジトレンピボキシル小児用細粒 (製薬会社:沢井製薬株式会社)
- セフジトレンピボキシル細粒小児用 (製薬会社:東和薬品株式会社)