ミケラン錠 :: 医療 Wiki

作用と効果

β受容体遮断作用により、血圧を下げたり、脈の乱れを整える薬です。軽症〜中等症の高血圧や狭心症を改善します。通常、本態性高血圧症（軽症〜中等症）、不整脈（洞性頻脈、頻脈型不整脈、上室性期外収縮、心室性期外収縮）、狭心症、心臓神経症の治療に用いられます。

用法・用量

通常、成人には1日2〜3錠（主成分として10〜15mg）からはじめ、必要に応じ1日6錠（主成分として30mg）まで増やし、1日2〜3回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢、症状により適宜増減します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、めまい、ふらつき、立ちくらみ、けん怠感、頭痛・頭重感、皮疹、皮膚そう痒感、筋肉痛、涙液分泌減少、こむらがえりなどが報告されています。

稀な副作用

• 徐脈性不整脈、失神
  めまい、脈が遅くなる、気を失う
• うっ血性心不全
  呼吸困難、全身のむくみ
• 冠攣縮性狭心症
  胸の痛み、圧迫感、冷汗

ジェネリック医薬品

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