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ポリドカスクレロール注 :: 医療 Wiki

illness:ポリドカスクレロール注

ページ内コンテンツ
  • ポリドカノール
    • 作用と効果
      • 効能又は効果に関連する使用上の注意
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • ジェネリック医薬品

ポリドカノール anchor.png[1]

下肢静脈瘤硬化剤

  • ポリドカスクレロール注 (製薬会社:ゼリア新薬工業株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

  • ポリドカスクレロール0.5%注2mL
    一次性下肢静脈瘤(伏在静脈瘤の本幹を除く)の硬化退縮
     
  • ポリドカスクレロール1%注2mL、ポリドカスクレロール3%注2mL
    一次性下肢静脈瘤の硬化退縮
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効能又は効果に関連する使用上の注意 anchor.png[3]

  • 伏在静脈瘤本幹の治療を行う場合には、ポリドカスクレロール1%注2mL又はポリドカスクレロール3%注2mLを用いて、フォーム硬化療法にて行うこと。
  • 液状硬化療法について、 直径8mmを超える一次性下肢静脈瘤に対する本剤の有効性及び安全性は確認されていない。
  • フォーム硬化療法について、直径12mmを超える一次性下肢静脈瘤に対する本剤の有効性及び安全性は確認されていない。
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用法・用量 anchor.png[4]

  • ポリドカスクレロール0.5%注2mL
    直径1mm未満の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.1~0.5mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。
    なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下とする。
    1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。
  • ポリドカスクレロール1%注2mL
    • 液状硬化療法で使用する場合
      直径1mm以上3mm未満の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.5~1mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。
      なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下とする。
      1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。
    • フォーム硬化療法で使用する場合
      小型の一次性下肢静脈瘤を対象に、静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。
      1穿刺あたりの最大投与量は、対象となる静脈瘤の大きさに応じてフォーム硬化剤として2~6mLとする。
      なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下、かつ、フォーム硬化剤として10mL以下とする。
      1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。
  • ポリドカスクレロール3%注2mL
    • 液状硬化療法で使用する場合
      直径3mm以上8mm以下の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.5~1mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。
      なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下とする。
      1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。
    • フォーム硬化療法で使用する場合
      中型又は大型の一次性下肢静脈瘤を対象に、静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。
      1穿刺あたりの最大投与量は、対象となる静脈瘤の大きさに応じてフォーム硬化剤として4~6mLとする。
      なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下、かつ、フォーム硬化剤として10mL以下とする。
      1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。
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生活上の注意 anchor.png[5]

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副作用 anchor.png[6]

瘤内血栓、色素沈着、静脈炎、疼痛、水疱 等

CK上昇、中性脂肪上昇、CRP上昇、尿蛋白異常、白血球減少、LDH上昇、γ-GTP[7]上昇、γ-GTP[7]低下、ヘモグロビン低下、AL-P低下、総コレステロール上昇、総コレステロール低下、プロトロンビン時間[8]短縮

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重大な副作用 anchor.png[9]

  • アナフィラキシー
    喘息発作、血圧低下、意識消失、全身性蕁麻疹、血管浮腫(眼瞼浮腫等)、呼吸困難 等
  • 血栓塞栓症
    肺塞栓症、深部静脈血栓症、血栓性静脈炎等の血栓塞栓症があらわれることがある。
    呼吸困難、息切れ、胸部不快感、下肢の疼痛・浮腫等
  • 脳血管障害(一過性脳虚血発作等)
  • 心停止、循環虚脱
    息切れ、動悸、心電図異常 等
  • 肺水腫
  • 錯乱
  • 局所組織障害
    壊死、潰瘍、瘤内血栓、色素沈着
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その他の副作用 anchor.png[10]

  • 感染症
  • 内分泌
  • 肝臓
    中性脂肪上昇、LDH上昇、γ-GTP[7]上昇
    γ-GTP[7]低下、AL-P低下、総コレステロール上昇・低下
  • 腎臓
    尿蛋白
  • 泌尿器
  • 生殖系及び乳房
  • 精神神経系
  • 感覚器
  • 循環器 心・血管
  • 呼吸器
  • 消化器
  • 肝胆道系
  • 皮膚・皮下組織系
    瘤内血栓、色素沈着
    水疱、皮下出血、異常感覚、掻痒、浮腫、発赤、静脈炎、皮膚炎、びらん、疼痛、圧痛、湿疹、アレルギー性皮膚反応
    痂皮、血腫
  • 下垂体[11]・副腎皮質系
  • 免疫系
  • 筋骨格系
  • 全身
  • 投与部位
  • 抵抗機構
  • 臨床検査
  • その他
    CRP上昇、CK上昇、めまい
    悪心、嘔気、多毛症、発熱、ほてり

Last-modified: 2016-11-02 (水) 12:14:25 (JST) (2735d) by kondo