卵胞ホルモン製剤
作用と効果
卵胞ホルモンを補うことにより、ホルモンバランスを整え、更年期の諸症状や腟炎などを改善します。また、骨量の減少を抑制します。 通常、更年期障害、腟炎(老人、小児および非特異性)、子宮頸管炎・子宮腟部びらん、老人性骨粗鬆症の治療に用います。
用法・用量
- 更年期障害、腟炎(老人、小児および非特異性)、子宮頸管炎並びに子宮腟部びらんの場合
通常、主成分として0.1mg~1.0mgを1日1~2回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分1mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
- 老人性骨粗鬆症の場合
通常、1回1錠(主成分として1.0mg)を1日2回服用しますが、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まずに、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、子宮からの出血、乳房のはれ・いたみ、食欲不振、はきけ、体重増加などが報告されています。
稀な副作用
- 血栓症
脚の痛み・浮腫、息切れ、胸や頭の痛み、急にものがみえにくくなる