オキシペルチン(Oxypertine) [1]
統合失調症[2]治療剤
- ホーリット錠 (製薬会社:第一三共株式会社)
- ホーリット散 (製薬会社:第一三共株式会社)
中枢神経系に作用して、脳内神経伝達物質であるノルアドレナリン、ドパミンを減少させて静穏作用を示します。 通常、統合失調症[2]の治療に用いられます。
- ホーリット錠
通常、成人は最初1回1錠(主成分として20mg)を1日2〜3回服用し、漸次増量して1回2〜4錠(40〜80mg)を1日2〜3回服用しますが、場合により1回5錠(100mg)を1日3回服用することがあります。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
- ホーリット散
通常、成人は最初1回0.2g(主成分として20mg)を1日2〜3回服用し、漸次増量して1回0.4〜0.8g(40〜80mg)を1日2〜3回服用しますが、場合により1回1g(100mg)を1日3回服用することがあります。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、不眠、錐体外路症状(手指振戦)、アカシジア(じっとしていられない)、筋肉のこわばり、不安・焦燥、低血圧、食欲不振、下痢、発疹、倦怠感などが報告されています。
- 悪性症候群
筋肉のこわばり、高熱、意識障害
- 麻痺性イレウス
食欲不振、吐き気、便秘
- 無顆粒球症、白血球減少
発熱、のどの痛み、筋肉痛