アリロクマブ(遺伝子組換え)製剤 [1]
高コレステロール血症治療剤・完全ヒト型抗PCSK9モノクローナル抗体
- プラルエント皮下注シリンジ (製薬会社:サノフィ株式会社)
家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症
ただし、以下のいずれも満たす場合に限る。
- 心血管イベントの発現リスクが高い
- HMG-CoA還元酵素阻害剤で効果不十分、又はHMG-CoA還元酵素阻害剤による治療が適さない
- HMG-CoA還元酵素阻害剤で効果不十分な場合
通常、成人にはアリロクマブ(遺伝子組換え)として75mgを2週に1回皮下投与する。効果不十分な場合には150mgを2週に1回投与に増量できる。
- ○HMG-CoA還元酵素阻害剤による治療が適さない場合
通常、成人にはアリロクマブ(遺伝子組換え)として150mgを4週に1回皮下投与する。効果不十分な場合には150mgを2週に1回投与に増量できる。
注射部位反応
重大な副作用 [6]
- 重篤なアレルギー反応
過敏症、貨幣状湿疹、蕁麻疹、過敏性血管炎 等
その他の副作用 [7]
副作用 | 1%以上 | - | 1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 |
肝臓 | - | - | 肝機能異常 | - |
肝胆道系 |
腎臓 |
泌尿器 |
生殖系及び乳房 |
精神系 |
神経系 |
感覚器 |
眼 |
耳 |
錐体外路症状 |
循環器 心臓 | - | - | うっ血性心筋症 | - |
血管 |
呼吸器 | - | - | - | 上気道徴候及び症状(口腔咽頭痛、鼻漏、くしゃみ等) |
消化器 | - | - | 胃腸炎、胃炎、過敏性腸症候群 | - |
皮膚・皮下組織系 | - | - | 爪囲炎 | - |
過敏症 | - | - | - | そう痒症 |
下垂体[8]・副腎皮質系 |
免疫系 |
代謝及び栄養 | - | - | 糖尿病[9] | - |
内分泌 |
筋骨格系及び結合組織障害 |
全身 |
投与部位 |
感染症 |
抵抗機構 |
その他 | 注射部位反応(紅斑、発赤、腫脹、疼痛、圧痛、そう痒等) | - | 前立腺炎、胸部不快感、末梢性浮腫、CK(CPK)上昇 | インフルエンザ様疾患 |
臨床検査 |