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ブレーザベスカプセル :: 医療 Wiki

illness:ブレーザベスカプセル

ページ内コンテンツ
  • ミグルスタット(Miglustat)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

ミグルスタット(Miglustat) anchor.png[1]

グルコシルセラミド合成酵素阻害薬

  • ブレーザベスカプセル (製薬会社:製造販売元 ヤンセンファーマ株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

グルコシルセラミド合成を阻害することにより、脳に脂質が過剰に蓄積するのを抑えて眼球の動き、食べ物の飲み込み、歩行、知能などの障害を改善します。
通常、ニーマン・ピック病C型の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[3]

通常、成人は1回2カプセル(主成分として200mg)を1日3回服用し、小児では体表面積に合わせて0.47m2以下では1回1カプセルを1日1回、0.47m2を超え0.73m2以下では1回1カプセルを1日2回、0.73m2を超え0.88m2以下では1回1カプセルを1日3回、0.88m2を超え1.25m2以下では1回2カプセルを1日2回、1.25m2を超える場合では1回2カプセル1日3回服用します。症状により適宜減量されます。
必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[4]

主な副作用として、下痢、腹部の張り、腹痛、食欲減退、嘔吐、腹部不快感、体重減少、ふるえ、眠気、痙性麻痺(筋肉のつっぱり、こわばりや麻痺)、発疹、睡眠障害[5]甲状腺機能低下症[6](寒がり、顔全体のむくみ)などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png[7]

  • 重度の下痢
    水のような便、泥状の便、激しい腹痛
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その他の副作用 anchor.png[8]

副作用10%以上1~10%未満1%未満頻度不明
精神系-うつ病[9]、不眠症、リビドー減退--
神経系振戦末梢性ニューロパチー、運動失調、健忘、錯感覚、感覚鈍麻、頭痛、浮動性めまい--
消化器下痢、鼓腸、腹痛悪心、嘔吐、腹部膨満/不快感、便秘、消化不良--
代謝及び栄養体重減少、食欲減退---
筋骨格系及び結合組織障害-筋痙縮、筋力低下--
全身-疲労、無力症、悪寒、倦怠感--
臨床検査-血小板数[10]減少、神経伝導検査異常--

Last-modified: 2021-06-12 (土) 19:56:59 (JST) (1055d) by kondo