鎮痙剤
抗コリン剤で、鎮痙作用、消化管運動抑制作用、胃液分泌抑制作用、膀胱内圧上昇抑制作用などがあり、消化管、尿路や膀胱などの筋肉のけいれんや過度の緊張による痛みを抑えます。
通常、胃・十二指腸潰瘍、食道・幽門けいれん、胃炎、腸炎、腸せん痛、けいれん性便秘、機能性下痢、胆のう・胆管炎、胆石症、胆道ジスキネジー、胆のう切除後の後遺症、尿路結石症、膀胱炎、月経困難症のけいれんや運動機能亢進の治療に用いられます。
通常、成人は1回1〜2錠(主成分として10〜20mg)を、1日3〜5回服用しますが、年齢や症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時点でできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合には、1回分を飛ばして、次の分からふだんの飲み方に戻してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、口渇、便秘、眼の調節障害(見えにくい)、動悸、鼓腸(腸にガスが溜まる)、発疹などが報告されています。
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