バルトレックス錠 :: 医療 Wiki

作用と効果 ^[2]

単純ヘルペスウイルスおよび水痘・帯状疱疹^[3]ウイルスの増殖を抑える薬です。
通常、単純疱疹、帯状疱疹^[3]、水痘の治療や、性器ヘルペスの再発抑制に用いられます。

用法・用量 ^[4]

• バルトレックス錠
  • 単純疱疹の治療：通常、成人は1回1錠（バラシクロビルとして500mg）を1日2回服用します。
  • 帯状疱疹^[3]の治療：通常、成人は1回2錠（バラシクロビルとして1,000mg）を1日3回服用します。
  • 性器ヘルペスの再発抑制：通常、成人は1回1錠（バラシクロビルとして500mg）を1日1回服用します。症状により服用量や服用回数が異なる場合があります。
  • 水痘の治療：通常、成人および体重40kg以上の小児は1回2錠（バラシクロビルとして1,000mg）を1日3回服用します。
    いずれの場合も、基礎疾患により投与量や服用回数が異なる場合があります。必ず指示された服用方法に従ってください。

• バルトレックス顆粒
  • 単純疱疹の治療
    通常、成人は1回1g（バラシクロビルとして500mg）を1日2回服用します。
  • 帯状疱疹^[3]の治療
    通常、成人は1回2g（バラシクロビルとして1,000mg）を1日3回服用します。
  • 性器ヘルペスの再発抑制
    通常、成人は1回1g（バラシクロビルとして500mg）を1日1回服用します。症状により服用量や服用回数が異なる場合があります。
  • 水痘の治療
    通常、成人は1回2g（バラシクロビルとして1,000mg）を1日3回服用します。小児は体重1kgあたり1回0.05g（バラシクロビルとして25mg）を1日3回服用します。ただし1回の最高用量は2g（バラシクロビルとして1,000mg）です。
    いずれの場合も、基礎疾患により服用量や服用回数が異なる場合があります。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに1回分を服用してください。ただし、次に服用する時間が近い場合は服用しないで、その後は指示された時間から服用してください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用 ^[5]

主な副作用として、頭痛、眠気などの意識低下、腹痛、吐き気、下痢、便秘、過敏症（発疹、蕁麻疹、そう痒、光線過敏症）などが報告されています。

稀な副作用 ^[6]

• アナフィラキシーショック
  呼吸困難、全身のかゆみを伴った発赤、動悸
• 急性腎不全
  尿量減少、むくみ、頭痛
• 精神神経症状
  意識がうすれる、幻覚、痙攣
• 皮膚粘膜眼症候群
  発熱、眼球結膜の充血、口腔粘膜などの痛みを伴った粘膜疹
• 肝炎、肝機能障害、黄疸
  全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる

ジェネリック医薬品^{[7] [8]}

• バラシクロビル錠
• バラシクロビル顆粒
• バラシクロビル粒状錠