ノロウイルスが原因となって引き起こされる胃腸炎の一種です。
冬季(11月~3月)の寒い時期に多く起こります。
潜伏期間は約12~48時間
高齢者や免疫の弱っている人が感染すると重症化することがあり、施設や病院内の集団感染が起こりやすい。
急性胃腸炎の症状を起こす。
主な症状は、強烈な吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱など
通常1~2日で症状のピークを越え、軽い症状も含めて1週間以内に治まることが多い。
免疫力の低い高齢者や乳幼児では長く続き重症化することがある。
内科、小児科、消化器内科、感染症内科
症状からウイルス性胃腸炎と判断して、検査をしないことが多い。
ノロウイルスには抗生物質(抗菌薬)が効かず、他のウイルス性胃腸炎と同じく薬で治すことができません。
脱水に対して水分とミネラル(塩分など)の補給を充分に行う。
特に高齢者や乳幼児では点滴を行うことがある。
腸の中にいるウイルスを出すために、下痢止めは使用しないことが多い
下痢が治まっても3~7日間は便中にウイルスが出続ける。特に、症状改善後の48時間は感染力が残っているため、注意が必要である。
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