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トロンビン細粒 :: 医療 Wiki

illness:トロンビン細粒

ページ内コンテンツ
  • トロンビン(Thrombin)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

トロンビン(Thrombin) anchor.png[1]

上部消化管用止血剤

  • 経口用トロンビン細粒 (製薬会社:持田製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

トロンビンは生体内にある血液の凝固に関係する酵素の1つです。出血部位に不足しているトロンビンを補うことで、組織表面の出血を止める作用を示します。通常、消化管(食道、胃、十二指腸)の出血の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[3]

この薬は緩衝剤(牛乳や病院から渡された水薬など)に溶かして飲まないと十分な効果が得られません。必ず溶かして服用してください。

  1. まず、緩衝剤を約50mL(コップ4分の1くらい)服用します。
  2. 約5分後、コップに緩衝剤約50mLに通常2~4包(主成分として1~2万単位)を入れ、スプーンなどでかき混ぜて、よく溶かしてから服用します。
  3. 出血の部位や症状により必要に応じて適宜増減されます。

必ず指示された服用方法に従ってください。

1日に数回服用する指示があった際に飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[4]

主な副作用として、腹部膨満感、下痢、発熱、発疹、発赤などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[5]

  • ショック
    息苦しい、顔色がまっ青になる、めまい・立ちくらみ
  • 凝固異常、異常出血
    皮下出血、鼻血、歯ぐきの出血
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ジェネリック医薬品[6] anchor.png[7]

  • 経口用トロンビン細粒
  • トロンビン経口・局所用液

Last-modified: 2012-06-12 (火) 18:45:06 (JST) (4345d) by seriza