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トレアキシン点滴静注液 :: 医療 Wiki

illness:トレアキシン点滴静注液

ページ内コンテンツ
  • ベンダムスチン塩酸塩
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 使用上の注意
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

ベンダムスチン塩酸塩 anchor.png[1]

抗悪性腫瘍剤

  • トレアキシン点滴静注液 (製薬会社:製造販売元 シンバイオ製薬株式会社/販売元 )
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作用と効果 anchor.png[2]

低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫[3]及びマントル細胞リンパ腫
再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫
慢性リンパ性白血病[4]
腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置

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用法・用量 anchor.png[5]

  • 低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫[3]
    • 抗CD20抗体併用の場合
      通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として90mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
    • 単独投与の場合(再発又は難治性の場合に限る)
      通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
  • マントル細胞リンパ腫
    • 未治療の場合
      リツキシマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として90mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
    • 再発又は難治性の場合
      通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
  • 再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫
    • リツキシマブ(遺伝子組換え)併用の場合
      通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、最大6サイクル投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
    • リツキシマブ(遺伝子組換え)及びポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え)併用の場合
      通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として90mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、最大6サイクル投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
  • 慢性リンパ性白血病[4]
    通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として100mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
  • 腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置
    再生医療等製品の用法及び用量又は使用方法に基づき使用する。
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使用上の注意 anchor.png[6]

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生活上の注意 anchor.png[7]

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副作用 anchor.png[8]

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重大な副作用 anchor.png[9]

  • 骨髄抑制
    白血球減少、血小板減少、好中球減少、リンパ球減少、CD4リンパ球減少、ヘモグロビン減少、顆粒球減少、赤血球減少 等の骨髄抑制があらわれることがある。
  • 感染症
    肺炎[10]敗血症[11] 等の重度の感染症があらわれることがある。
  • 間質性肺疾患
    発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線検査異常等があらわれることがある。
  • 腫瘍崩壊症候群
    急性腎障害に至るおそれがある。
  • 重篤な皮膚症状
    中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれることがある。
  • ショック、アナフィラキシー
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その他の副作用 anchor.png[12]

主に貧血[13]、イムノグロブリン(IgA、IgM、IgG)低下、静脈炎、便秘、下痢、悪心、嘔吐、ALT上昇、AST上昇等の肝機能異常、食欲不振、LDH上昇、発疹、発熱、疲労、倦怠感 等が報告されています。


Last-modified: 2022-04-05 (火) 16:28:42 (JST) (759d) by kondo