アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物(Adenosine triphosphate disodium hydrate) [1]
アデノシン三リン酸製剤
- トリノシン腸溶錠 (製薬会社:アステラス製薬株式会社)
- トリノシン顆粒 (製薬会社:アステラス製薬株式会社)
生体組織内の高エネルギー源として生理作用に関与しています。また、血管を拡張して血流を改善します。 通常、頭部外傷後遺症、心不全、調節性眼精疲労、慢性胃炎の治療に用いられます。
- トリノシン腸溶錠
1回2~3錠(主成分として40~60mg)を1日3回服用しますが、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。必ずかまずに飲んでください。
- トリノシン顆粒
1回0.4~0.6g(主成分として40~60mg)を1日3回服用します。メニエール病[4]及び内耳障害に基づくめまいに用いる場合には、1回1g(100mg)を1日3回服用します。いずれも症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。必ずかまずに飲んでください。
飲み忘れた場合は、1回飛ばして次の服用時間から通常どおり飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、悪心、食欲不振、胃腸障害、そう痒感、発疹などが報告されています。
上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。