トモシンセシス(tomosynthesis)またはデジタルトモシンセシスは、乳癌[2]をスクリーニングするための新しいタイプのマンモグラフィです。
これは、1回の断層撮影で任意の高さの裁断面を再構成する撮影技術です。
高濃度の乳腺を持っている方でも、診断精度を上がることで再検査となる精密検査を低減することができます。
被ばく線量は従来のマンモグラフィとほぼ同じです。
tomosynthesisとは、tomography(断層)とsynthesis(合成、統一)の 2つの意味から作られた造語です。
トモシンセシスによる3Dマンモグラフィでは、撮影角度を変えて複数の方向から撮影し収集したデータを3次元的に再構成することにより画像の重なりを排除するため、病変の判定が従来より容易になっています。
この3D画像は、断層撮影となります。CTの様に薄いスライスで見ることが出来ます。
2Dマンモグラフィでは高濃度の乳腺により病変が埋もれてしまいますが、3D(断層画像)だと、病変がある面の画像が鮮明に見ることが出来ます。
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