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トフラニール錠 :: 医療 Wiki

illness:トフラニール錠

ページ内コンテンツ
  • イミプラミン塩酸(Imipramine hydrochloride)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

イミプラミン塩酸(Imipramine hydrochloride) anchor.png[1]

うつ病[2]・うつ状態治療剤 遺尿症治療剤

  • トフラニール錠 (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

  • うつ病[2]・うつ状態治療剤
    脳内の神経伝達物質の働きを良くし、憂うつで落ち込んだ気分、意欲や行動の低下している状態を改善します。また、無意識に尿をもらす夜尿症(特に子供のおねしょ)を改善します。 通常、うつ病[2]・うつ状態、遺尿症(昼、夜)の治療に用いられます。
  • 遺尿症治療剤
    抗コリン作用により、膀胱筋を緊張させ、無意識に尿をもらす夜尿症(特に子供のおねしょ)を改善します。 通常、遺尿症(昼、夜)の治療に用いられます。
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用法・用量 anchor.png[4]

  • うつ病[2]・うつ状態
    通常、成人は1日~7錠(主成分として30~70mg)を何回かに分けて服用することから始め、1日20錠(200mg)まで徐々に増量されます。まれに1日30錠(300mg)まで増量することもあります。年齢・症状により適宜減量されます。
  • 遺尿症
    通常、学童は1回3~5錠(主成分として30~50mg)を1日1回、または1回2錠(20mg)を1日2回(40mg)服用します。年齢・症状により適宜増減されます。 いずれの場合も必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に飲むのを止めると吐き気、神経の不安定な状態などがあらわれることがあります。

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副作用 anchor.png[5]

主な副作用として口渇(喉が渇く)、めまい、ふらつき、立ちくらみ、眠気、便秘、食欲不振、悪心(吐き気)、発疹、かゆみ、光線過敏症、顔・舌の浮腫(むくみや腫れ)などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[6]

  • 悪性症候群
    高熱、意識障害、筋肉のこわばり
  • てんかん[7]発作
    けいれん、意識消失
  • 無顆粒球症
    発熱、喉の痛み、体がだるい
  • 麻痺性イレウス
    腹部膨満感、ひどい便秘、腹痛
  • 肝機能障害、黄疸
    食欲不振、全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる

Last-modified: 2012-07-11 (水) 18:57:54 (JST) (4311d) by seriza