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デュピクセント皮下注 :: 医療 Wiki

illness:デュピクセント皮下注

ページ内コンテンツ
  • デュピルマブ(遺伝子組換え)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

デュピルマブ(遺伝子組換え) anchor.png[1]

ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体

  • デュピクセント皮下注シリンジ (製薬会社:サノフィ株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

  • 300mgペン、300mgシリンジ
    • 既存治療で効果不十分な下記皮膚疾患
    • 気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治の患者に限る)注)
    • 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)注)
  • 200mgシリンジ
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用法・用量 anchor.png[4]

  • アトピー性皮膚炎[3]
    通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。
    通常、生後6カ月以上の小児にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として体重に応じて以下を皮下投与する。

5kg以上15kg未満:1回200mgを4週間隔
15kg以上30kg未満:1回300mgを4週間隔
30kg以上60kg未満:初回に400mg、その後は1回200mgを2週間隔
60kg以上:初回に600mg、その後は1回300mgを2週間隔

  • 結節性痒疹
    通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。
  • 特発性の慢性蕁麻疹
    通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。
    通常、12歳以上の小児にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として体重に応じて以下を皮下投与する。

30kg以上60kg未満:初回に400mg、その後は1回200mgを2週間隔
60kg以上:初回に600mg、その後は1回300mgを2週間隔

  • 気管支喘息〉
    通常、成人及び12歳以上の小児にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。
  • 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎
    通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として1回300mgを2週間隔で皮下投与する。なお、症状安定後には、1回300mgを4週間隔で皮下投与できる。
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生活上の注意 anchor.png[5]

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用は、注射部位反応、頭痛、アレルギー性結膜炎

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重大な副作用 anchor.png[7]

  • 重篤な過敏症
    血圧低下、呼吸困難、意識消失、めまい、嘔気、嘔吐、そう痒感、潮紅等があらわれる可能性がある。
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その他の副作用 anchor.png[8]

副作用5%以上-5%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害--好酸球増加症-
神経系--頭痛-
--アレルギー性結膜炎、眼瞼炎、眼乾燥眼そう痒症
感染症--結膜炎、細菌性結膜炎、口腔ヘルペス、単純ヘルペス-
投与部位注射部位反応-注射部位紅斑-
その他--発熱血清病、血清病様反応

Last-modified: 2024-03-13 (水) 17:49:38 (JST) (50d) by kondo