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ダラシンカプセル :: 医療 Wiki

illness:ダラシンカプセル

ページ内コンテンツ
  • クリンダマイシン塩酸塩(Clindamycin hydrochloride)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

クリンダマイシン塩酸塩(Clindamycin hydrochloride) anchor.png[1]

抗生物質製剤

  • ダラシンカプセル (製薬会社:ファイザー株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

リンコマイシン系抗生物質で、感染症の原因となるグラム陽性菌(ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎[3]球菌など)に対して殺菌作用を示します。通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。真菌やウィルス性の病気[4]には効果がありません。

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用法・用量 anchor.png[5]

通常、成人は1回2カプセル〔主成分として150mg(力価)〕を6時間ごとに服用します。重症感染症では1回4カプセル〔300mg(力価)〕を8時間ごとに服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。

小児は1日量として体重1kg当り主成分として15mg(力価)を、重症感染症では20mg(力価)を、いずれも3~4回に分けて服用します。年齢や体重、症状などにより適宜増減されます。本剤は1カプセル中に主成分75mg(力価)を含有しています。必ず指示された服用方法に従ってください。

食道に長く留まって崩壊すると潰瘍を作ることがあるので、水または牛乳で服用し、寝る直前の服用はさけてください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常に服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、かゆみ、発疹、むくみ、口内炎、カンジダ症(外性器や口内のただれ・かゆみ)、胸やけ、食道炎、下痢、吐き気、苦味などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

  • ショック、アナフィラキシー様症状
    呼吸困難、潮紅、蕁麻疹
  • 偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎
    腹痛、粘液・血液便を伴う頻回の下痢、発熱
  • 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、剥脱性皮膚炎
    高熱、紅斑、口内炎
  • 無顆粒球症
    のどの痛み、倦怠感、寒気や震えを伴った発熱

Last-modified: 2013-02-27 (水) 11:17:59 (JST) (4084d) by seriza