ランソプラゾール(Lansoprazole) [1]
プロトンポンプインヒビター[2]
- タケプロンカプセル (製薬会社:武田薬品工業株式会社)
- タケプロンOD錠[3] (製薬会社:武田薬品工業株式会社)
胃粘膜のプロトンポンプの酵素活性を阻害することによって、胃酸の分泌を抑制します。通常、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症などの治療、低用量アスピリン[5]・非ステロイド性抗炎症薬服用時における胃・十二指腸潰瘍の再発抑制に用いられます。
- 胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎など
通常、成人は1回2カプセル(主成分として30mg)を1日1回服用します。
- 再発・再燃をくり返す逆流性食道炎の維持療法
通常、成人は1回1カプセル(主成分として15mg)を1日1回服用しますが、効果不十分の場合は1回2カプセル(主成分として30mg)に増量できます。
- 非びらん性胃食道逆流症
通常、成人は1回1カプセル(主成分として15mg)を1日1回服用します。
- 低用量アスピリン[5]・非ステロイド性抗炎症薬服用時における胃・十二指腸潰瘍の再発抑制
通常、成人は1回1カプセル(主成分として15mg)を1日1回服用します。
いずれも必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間まで8時間以上あけてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、発疹、かゆみ、便秘、下痢、口渇、腹部膨満感、頭痛、眠気、発熱、女性化乳房などが報告されています。
- アナフィラキシー反応・ショック
全身の発疹、顔面のむくみ、息苦しい
- 汎血球減少・無顆粒球症・顆粒球減少・溶血性貧血[9]・血小板減少・貧血[9]
体がだるい、発熱、息切れ、鼻血・皮下出血、赤褐色の尿
- 重篤な肝機能障害
皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲不振
- 中毒性表皮壊死症・皮膚粘膜眼症候群
発熱、全身倦怠感、皮膚・眼・口内に発疹ができる・赤くなる
- 間質性肺炎[10]
発熱、から咳、息苦しい
- ランソプラゾールカプセル
- ランソラールカプセル
- ランソブラゾールOD錠