ページへ戻る

− Links

 印刷 

スルモンチール錠 :: 医療 Wiki

illness:スルモンチール錠

ページ内コンテンツ
  • トリミプラミンマレイン酸塩(Trimipramine maleate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

トリミプラミンマレイン酸塩(Trimipramine maleate) anchor.png[1]

抗うつ剤

  • スルモンチール錠 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
  • スルモンチール散 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png[2]

三環系抗うつ剤で、神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの再取り込み阻害作用により意欲を高めます。通常、精神科領域におけるうつ病[3]・うつ状態の治療に用いられます。

Page Top

用法・用量 anchor.png[4]

  • スルモンチール錠
    通常、成人は1日5~10錠(トリミプラミンとして50~100mg)から服用を開始し、1日20錠(200mg)まで徐々に増量され、1日数回に分けて服用します。まれに1日30錠(300mg)まで増量されることがあります。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • スルモンチール散
    通常、成人は1日0.5~1g(トリミプラミンとして50~100mg)から服用を開始し、1日2g(200mg)まで徐々に増量され、1日数回に分けて服用します。まれに1日3g(300mg)まで増量されることがあります。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に薬を中止すると不都合な症状があらわれることがあります。

Page Top

副作用 anchor.png[5]

主な副作用として、口渇、眠気、倦怠感、めまい、頭痛、発疹、黄疸などが報告されています。

Page Top

稀な副作用 anchor.png[6]

  • 悪性症候群
    筋肉がこわばる、頻脈、発熱
  • 無顆粒球症
    発熱、のどの痛み、体がだるい
  • 麻痺性イレウス
    食欲不振、便秘、お腹がはる、激しい腹痛
  • 幻覚、譫妄、精神錯乱
    実際にはない物が見えたり音が聞こえたりするように感じる、考えがまとまらない

Last-modified: 2012-10-28 (日) 20:01:06 (JST) (4207d) by seriza