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ケブザラ皮下注 :: 医療 Wiki

illness:ケブザラ皮下注

ページ内コンテンツ
  • サリルマブ(遺伝子組換え)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

サリルマブ(遺伝子組換え) anchor.png[1]

ヒト型抗ヒトIL-6受容体モノクローナル抗体

  • ケブザラ皮下注150mgシリンジ・ケブザラ皮下注200mgシリンジ (製薬会社:サノフィ株式会社・旭化成ファーマ株式会社)
  • ケブザラ皮下注150mgオートインジェクター・ケブザラ皮下注200mgオートインジェクター (製薬会社:サノフィ株式会社・旭化成ファーマ株式会社)
    • 自己注射
      本体内にあらかじめ1回量の薬剤が充填されており、リング式のキャップを外し、本体を皮膚に押し当てるだけで、注射針を見ることなく自動的に皮膚に刺さり、薬液が注入されます。また、薬液を確認できる窓により薬剤の注入の状況が目視でき、薬剤注入の始まりと終わりに音が鳴ります。
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作用と効果 anchor.png[2]

ケブザラは、インターロイキン 6(IL-6)受容体に対するヒト型モノクローナル抗体で、関節滑膜での炎症に重要な役割を果たしていると考えられているIL-6の作用を抑制します。

既存治療で効果不十分な関節リウマチ[3]

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用法・用量 anchor.png[4]

通常、成人にはサリルマブ(遺伝子組換え)として1回200mgを2週間隔で皮下投与する。なお、患者の状態により1回150mgに減量すること。

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生活上の注意 anchor.png[5]

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用は、鼻咽頭炎、好中球減少症4、注射部位紅斑、口内炎 等

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重大な副作用 anchor.png[7]

  • 感染症
    蜂巣炎、肺炎[8]等の日和見感染を含む重篤な感染症があらわれることがある。
  • 無顆粒球症、白血球減少症、好中球減少症、血小板減少症
  • 腸管穿孔
    憩室炎等の急性腹症の症状(腹痛、発熱等)が抑制され、発見が遅れて穿孔に至る可能性がある。
  • ショック、アナフィラキシー
    血圧低下、呼吸困難、意識消失、めまい、嘔気、嘔吐、そう痒感、潮紅等があらわれることがある。
  • 間質性肺炎[9]
    間質性肺炎[9]があらわれることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難 等
  • 肝機能障害
    AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等の肝機能障害があらわれることがある。
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その他の副作用 anchor.png[10]

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害
肝臓-肝機能異常、ALT増加--
肝胆道系
腎臓
泌尿器
生殖系及び乳房
精神系
神経系
感覚器
循環器 心臓-高血圧[11]--
血管
呼吸器
消化器口内炎---
皮膚・皮下組織系
過敏症
下垂体[12]・副腎皮質系
免疫系
代謝及び栄養-高コレステロール血症高トリグリセリド血症-
内分泌
筋骨格系及び結合組織障害
全身
感染症鼻咽頭炎上気道感染、口腔ヘルペス尿路感染-
投与部位
抵抗機構
その他注射部位紅斑注射部位そう痒感--
臨床検査

Last-modified: 2018-12-12 (水) 12:43:11 (JST) (1973d) by kondo