メナテトレノン(Menatetrenone) [1]
止血機構賦活ビタミン
- ケイツーカプセル (製薬会社:エーザイ株式会社)
- ケイツーシロップ (製薬会社:エーザイ株式会社)
ビタミンKは肝臓での正常な血液凝固因子の合成に関与し、生理的な止血作用を発現します。ビタミンKが不足して起こる出血や出血しやすい状態を治療します。通常、新生児低プロトロンビン血症、分娩時出血、抗生物質投与中やクマリン系殺鼠剤中毒時に起こる低プロトロンビン血症の治療に用いられます。
- ケイツーカプセル
- 新生児低プロトロンビン血症、分娩時出血
通常、妊婦は分娩1週間前より1日4カプセル(主成分として20mg)を服用します。
- 抗生物質投与中に起こる低プロトロンビン血症
通常、成人は1回2カプセル(主成分として10mg)を1日2回朝食後と夕食後に服用します。
- クマリン系殺鼠剤中毒時に起こる低プロトロンビン血症
通常、成人は1回4カプセル(主成分として20mg)を1日2回朝食後と夕食後に服用しますが、症状、血液凝固能検査の結果により適宜増減されます。
- ケイツーシロップ
通常、1回1mL(主成分として2mg)を1日1回服用させますが、症状により3mL(6mg)まで増量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。生まれてすぐの新生児には湯冷ましで10倍に薄めて飲ませてください。お乳が飲めるようになった後は、そのまま飲ませてください。
必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、発疹、胃部不快感、悪心・嘔吐、下痢などが報告されています。
上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
- メナテトレノンカプセル (製薬会社:辰巳化学株式会社)
- メナテトレノンカプセル (製薬会社:日本臓器製薬株式会社)
- メナテトレノンカプセル (製薬会社:大洋薬品工業株式会社)
- メナテトレノンカプセル (製薬会社:沢井製薬株式会社)
- メナテトレノンカプセル (製薬会社:科研製薬株式会社)
- メナテトレノンカプセル (製薬会社:日本ケミファ株式会社)