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クラリシッド錠 :: 医療 Wiki

illness:クラリシッド錠

ページ内コンテンツ
  • クラリスロマイシン (Clarithromycin)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

クラリスロマイシン (Clarithromycin) anchor.png[1]

マクロライド系抗生物質製剤

  • クラリシッド錠 (製薬会社:アボット ジャパン株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

細菌などの増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。感染症の治療に用いるマクロライド系の抗生物質です。通常、呼吸器感染症、耳鼻科領域感染症、皮膚科領域感染症など広い範囲の感染症、マイコバクテリクム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[3]

  • 一般感染症
    通常、成人は1回1錠〔主成分として200mg(力価)〕を1日2回服用します。
  • 非結核性抗酸菌症
    通常、成人には1回2錠〔主成分として400mg(力価)〕を1日2回服用します。

いずれの場合も治療を受ける疾患や年齢・症状などにより適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[4]

主な副作用として、腹痛、下痢、発疹、幻覚、失見当識(場所、時間、名前などが判らない)、意識障害、躁病(上機嫌、興奮しやすい、活動的になる)、耳鳴り、聴力低下 、嗅覚異常、口腔内びらん、歯牙変色、振戦(手足の震え)、しびれ、カンジダ症(外性器などに発疹・ただれ・かゆみ、口内炎、嚥下困難)、動悸などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[5]

  • ショック、アナフィラキシー様症状
    呼吸困難、筋肉が発作的に収縮する状態、全身のかゆみを伴った発赤
  • QT延長、心室性頻脈
    動悸、胸部不快感、胸痛
  • 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全
    全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる)
  • 血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血[6]、白血球減少、無顆粒球症
    全身倦怠感、頭痛、鼻血・歯ぐきの出血
  • 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症
    皮膚の赤い発疹、水疱、眼球結膜の充血
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ジェネリック医薬品[7] anchor.png[8]

  • クラリスロマイシン錠 (製薬会社:小林化工株式会社)

Last-modified: 2012-02-01 (水) 17:33:14 (JST) (4475d) by seriza