セフェム系抗生物質
通常成人には、セフォタキシムとして1日1~2g(力価)を2回に分けて静脈内又は筋肉内に注射する。
通常小児には、セフォタキシムとして1日50〜100mg(力価)/kgを3~4回に分けて静脈内に注射する。
なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて、1日量を成人では4g(力価)まで増量し、2~4回に分割投与する。また小児では150mg(力価)/kgまで増量し、3~4回に分割投与する。なお、小児の化膿性髄膜炎[7]では300mg(力価)/kg まで増量できる。
静脈内注射に際しては、注射用水、生理食塩液又はブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に注射する。また補液に加えて、点滴静注することもできる。
筋肉内注射に際しては、0.5%リドカイン注射液に溶解して注射する。
その主なものは発疹、ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、発熱、下痢 等
副作用 | 5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | 貧血[12]、好酸球増多 | - |
肝臓 | - | AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇等 | 黄疸 | - |
肝胆道系 | ||||
腎臓 | ||||
泌尿器 | ||||
生殖系及び乳房 | ||||
精神系 | ||||
神経系 | ||||
感覚器 | ||||
眼 | ||||
耳 | ||||
錐体外路症状 | ||||
循環器 心臓 | ||||
血管 | ||||
呼吸器 | ||||
消化器 | - | - | 下痢、悪心・嘔吐、腹痛 等 | - |
皮膚・皮下組織系 | ||||
過敏症 | - | 発疹、発熱 | そう痒等 | - |
下垂体[15]・副腎皮質系 | ||||
免疫系 | ||||
代謝及び栄養 | ||||
内分泌 | ||||
筋骨格系及び結合組織障害 | ||||
全身 | ||||
投与部位 | ||||
感染症 | ||||
ビタミン欠乏症 | - | - | - | ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等) |
菌交代症 | - | - | カンジダ症 | 口内炎 |
抵抗機構 | ||||
その他 | - | - | 手足のしびれ感、視力障害、呼吸困難、頭痛、浮腫、全身けん怠感 | 注射部位反応(腫脹、壊死等)、めまい |
臨床検査 |
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