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カロナール錠 :: 医療 Wiki

illness:カロナール錠

アセトアミノフェン(Acetaminophen) anchor.png

解熱鎮痛剤

  • カロナール錠 (製薬会社:製造販売元 あゆみ製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png

中枢神経に働きかけて解熱鎮痛効果を発揮します。また、体温調節中枢に直接作用して熱放散を増大させて熱を下げます。
通常、頭痛、腰痛、歯痛、変形性関節症などの鎮痛、急性上気道炎、小児科領域の解熱・鎮痛などに用いられます。

  • 各種疾患及び症状における鎮痛
  • 下記疾患の解熱・鎮痛
    急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
  • 小児科領域における解熱・鎮痛
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用法・用量 anchor.png

  • 各種疾患及び症状における鎮痛
    通常、成人にはアセトアミノフェンとして、1回300~1000mgを経口投与し、投与間隔は4~6時間以上とする。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として4000mgを限度とする。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
  • 急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
    通常、成人にはアセトアミノフェンとして、1回300~500mgを頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大1500mgを限度とする。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
  • 小児科領域における解熱・鎮痛
    通常、幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回10~15mgを経口投与し、投与間隔は4~6時間以上とする。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として60mg/kgを限度とする。ただし、成人の用量を超えない。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
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生活上の注意 anchor.png

アセトアミノフェンの過量服用により肝機能障害が起こる可能性があるので、この薬を服用している間は、アセトアミノフェンを含む他の薬(市販のかぜ薬などにも含まれていることがあります。)を服用しないでください。

この薬を高用量(アセトアミノフェンとして1日1,500mgを超える場合)で長期間服用する場合は、定期的に肝機能検査が行われます。その場合には、指定された日時に検査を受けてください。飲酒はこの薬の副作用を起こしやすくする恐れがありますので、服用中の飲酒は控えてください。

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副作用 anchor.png

主な副作用として、過敏症(発疹)、嘔吐、食欲不振、血小板機能低下(出血時間延長)などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png

  • ショック、アナフィラキシー
    呼吸困難、全身の発赤、血管浮腫、蕁麻疹等があらわれることがある。
  • 中毒性表皮壊死融解症・皮膚粘膜眼症候群・急性汎発性発疹性膿疱症
    高熱が出る、皮膚や粘膜に発疹・水疱ができる、眼が充血する
  • 喘息発作の誘発
    苦しさ、喘鳴(ヒューヒュー音)
  • 劇症肝炎・肝機能障害・黄疸
    AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
    けん怠感、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる
  • 顆粒球減少症
    のどの痛み、発熱
  • 間質性肺炎
    息苦しい、咳が出る、発熱
    肺音の異常等がみられる。
  • 間質性腎炎、急性腎不全
    発熱、発疹、関節の痛み
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その他の副作用 anchor.png

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害---チアノーゼ、血小板減少、血小板機能低下(出血時間の延長)-
消化器---悪心・嘔吐、食欲不振等
その他---過敏症
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同じ成分の医薬品 anchor.png

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ジェネリック医薬品 anchor.png


Last-modified: 2024-03-12 (火) 18:17:15 (JST) (52d) by kondo