小児用解熱鎮痛剤
体温調節中枢に直接作用して熱放散を増大させて熱を下げます。通常、小児の解熱・鎮痛に用いられます。
通常、乳児、幼児および小児は1回体重1kgあたり主成分として10~15mgを直腸内に挿入します。投与間隔は4~6時間以上とし、1日総量として60mg/kgを限度とします。治療を受ける年齢・症状により適宜増減されますが、成人用量(主成分として1回最大用量500mg、1日最大用量1,500mg)を超えません。
本剤は1個中に主成分100mgを含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。決して飲まないでください。なるべく排便後に使用してください。容器から坐剤を取り出した後、太い方から肛門内に深く挿入してください。
使い忘れた場合は気がついた時点で1回使用してください。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。ただし、再投与まで4~6時間の間隔をあけてください。誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
主な副作用として、下痢、軟便、過度の体温下降、発疹、嘔吐、食欲不振、めまい、冷汗などが報告されています。
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