- カプラシズマブ(遺伝子組換え)
- 作用と効果
- 用法・用量
- 使用上の注意
- 生活上の注意
- 副作用
カプラシズマブ(遺伝子組換え) [1]
''微小血栓形成阻害剤
一本鎖ヒト化抗von Willebrand因子モノクローナル抗体''
- カブリビ注射用 (製薬会社:製造販売元 サノフィ株式会社/販売元 )
成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児には、本剤の投与初日は、血漿交換前に10mgを静脈内投与し、血漿交換終了後に10mgを皮下投与する。その後の血漿交換期間中は、血漿交換終了後に1日1回10mgを皮下投与する。血漿交換期間後は、1日1回10mgを30日間皮下投与する。
なお、患者の状態に応じて、血漿交換期間後30日間を超えて本剤の投与を継続することができる。
重大な副作用 [8]
- 出血
脳出血、消化管出血(頻度不明)等の生命を脅かす致死的な出血を含む大出血、鼻出血(18.6%)、歯肉出血(10.2%)等があらわれることがある。
その他の副作用 [9]
副作用 | 10%以上 | - | 10%未満 | 頻度不明 |
腎臓 | - | - | 血尿 | - |
生殖系及び乳房 | - | - | 腟出血、月経過多 | - |
神経系 | - | - | 頭痛 | - |
呼吸器・胸郭および縦隔障害 | - | - | 呼吸困難 | - |
消化器 | - | - | 直腸出血、腹壁血腫、下痢 | - |
皮膚・皮下組織系 | - | - | 蕁麻疹 | - |
筋骨格系及び結合組織障害 | - | - | 筋肉痛 | - |
全身 | 注射部位反応、発熱- | - | カテーテル留置部位出血、注射部位出血、疲労 | - |
傷害、中毒及び処置合併症 | - | - | 挫傷 | - |