エバステル錠 :: 医療 Wiki

作用と効果

アレルギーを起こす物質（ヒスタミン）の働きをおさえ、アレルギーやその症状（くしゃみ、鼻水、鼻づまり、湿疹、かゆみなど）を改善します。通常、じんま疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、アレルギー性鼻炎の治療に用いられます。

用法・用量

常、成人は1回1～2錠（主成分として5～10mg）を1日1回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時すぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、次回の指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、眠気、口渇、倦怠感、胃部不快感、発疹、浮腫、じんま疹などが報告されています。

稀な副作用

• ショック、アナフィラキシー様症状
  冷や汗、顔面蒼白、呼吸困難
• 肝機能障害、黄疸
  全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染

その他の副作用

副作用	2％以上	0.1～2％未満	0.1％未満	頻度不明
肝臓	-	-	AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、γ-GTPの上昇	ALP、ビリルビンの上昇
泌尿器	-	-	-	排尿障害、頻尿
精神神経系	-	眠気、倦怠感、頭痛、めまい	しびれ感、不眠	-
循環器・心臓	-	-	動悸	血圧上昇
消化器	-	口渇、胃部不快感	嘔気・嘔吐、腹痛、鼻・口腔内乾燥、下痢、舌炎	-
過敏症	-	-	発疹、浮腫、蕁麻疹	-
その他	-	-	好酸球増多、胸部圧迫感、ほてり、体重増加	月経異常、脱毛、味覚異常、BUNの上昇、尿糖

ジェネリック医薬品

• エバスチン錠　（製薬会社：株式会社陽進堂）
• エバスチン錠　（製薬会社：科研製薬株式会社）
• エバスチンOD錠　（製薬会社：科研製薬株式会社）
• エバスチンOD錠　（製薬会社：ニプロファーマ株式会社）