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エクジェイド懸濁用錠 :: 医療 Wiki

illness:エクジェイド懸濁用錠

ページ内コンテンツ
  • デフェラシロクス(Deferasirox)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

デフェラシロクス(Deferasirox) anchor.png[1]

鉄キレート剤

  • エクジェイド懸濁用錠 (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

体の中に過剰にたまった鉄と結合し、体の外に排泄させる鉄キレート剤です。
通常、輸血による慢性鉄過剰症(注射用鉄キレート剤による治療が不適当な場合)の治療に使用されます。

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用法・用量 anchor.png[3]

通常、主成分として20mg/kgで体重換算した値に一番近い錠剤数を1日1回100mL以上の水に入れ、よくかき混ぜてから空腹時に服用します。
必要に応じて適宜増減されますが、1日量30mg/kgを超えてはいけません。
本剤は1錠中に主成分を125mg含んでおり、同成分の含有量が異なる錠剤(500mg)と組み合わせて服用することもあります。
必ず指示された服用方法に従ってください。

  • 薬の吸収は食事の影響を受けやすいため、空腹時に服用し、服用後30分間は食事をしないでください。
  • 服用後コップなどの底に薬が残った場合は、水を追加し、よくかき混ぜて完全に飲み切ってください。
  • 噛み砕いたり丸ごと飲み込んだりしないでください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まずに、1回分を飛ばしてください。
  • 絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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生活上の注意 anchor.png[4]

めまい、視覚・聴力障害があらわれることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械を操作するときは注意してください。類薬において、500mg以上(経口)のビタミンCとの併用で心機能の低下が認められた報告があります。
ビタミンCを含むサプリメントなどの服用については、担当の医師または薬剤師に相談してください。

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副作用 anchor.png[5]

主な副作用として、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、消化不良、発疹などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[6]

  • ショック・アナフィラキシー
    じんま疹、呼吸困難、目や口唇周囲の腫れ
  • 急性腎不全、腎尿細管障害
    尿量減少、むくみ、頭痛
  • 肝炎、肝不全
    食欲不振、全身けん怠感、黄疸
  • 消化管穿孔、胃潰瘍(多発性潰瘍を含む)、十二指腸潰瘍、胃腸出血
    吐き気、激しい腹痛、黒色便
  • 皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑
    発熱、皮膚の発疹・水疱、目の充血や唇・口内のあれ
  • 聴力障害(難聴)、水晶体混濁(初期の白内障)、視神経炎
    声や音が聞こえにくい、目のかすみ、視力低下

Last-modified: 2015-08-21 (金) 14:19:05 (JST) (3177d) by seriza