ウロキナーゼ(Urokinase)
線維素溶解酵素製剤
- ウロキナーゼ注 (製薬会社:わかもと製薬株式会社)
作用と効果
血管の中にできた血栓(血の塊)を溶かす作用があります。
通常、発症後10日以内の末梢動・静脈閉塞症での血栓の溶解などに用いられます。
用法・用量
通常、静脈内に約7日間、注射もしくは点滴注射します。
生活上の注意
副作用
主な副作用として、出血性脳梗塞、消化管出血などの出血、発疹、蕁麻疹、血尿、歯肉出血、嘔吐、食欲不振、倦怠感、発熱、寒気、頭痛などが報告されています。
稀な副作用
- 重篤な出血(出血性脳梗塞、脳出血、消化管出血など)
頭痛、片側の手足のまひ、意識の低下、黒色便、血の混じった痰
- ショック
血圧低下、呼吸困難、胸痛、脈拍の異常、発汗