抗パーキンソン剤
本剤の主成分レボドパは、吸収された後に脳内へ入り、ドパミンに変換されます。配合されているベンセラジド塩酸塩は血液中レボドパ濃度を高め、レボドパの脳内移行を高めます。
脳内のドパミン不足によって、手足や口などのふるえ、筋肉のこわばり、歩行困難、無表情などのパーキンソン症状が発現します。
通常、脳内のドパミン不足を補うことにより、パーキンソン病[3]、パーキンソン症候群の治療に用いられます。
通常、成人は初回1日量1~3錠を1~3回に分けて食後に服用し、2~3日ごとに1日量1~2錠ずつ増やし、維持量として1日3~6錠を服用します。
通常、成人は初回1日量は、投与中のレボドパ量の約1/5に相当する量(本剤は1錠中にレボドパ100mgを含む)を1~3回に分けて食後に服用し、少しずつ量を増やすあるいは減らして、維持量として1日量3~6錠を服用します。
いずれの場合も、年齢・症状により適宜増減されます。
必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合には飲まないで、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
前兆のない突発的睡眠、傾眠(眠気でぼんやりする)、目の調節障害、注意力や反射機能などが低下することがありますので、自動車の運転や危険な作業は避けてください。ごくまれですが、唾液・痰・口腔内粘膜・汗・尿・便などの色が黒くなることがあります。
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