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アーテン錠 :: 医療 Wiki

illness:アーテン錠

ページ内コンテンツ
  • トリヘキシフェニジル塩酸塩(Trihexyphenidyl hydrochloride)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
      • 向精神薬投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア・アカシジア
      • 特発性パーキンソニズム、その他パーキンソニズム
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

トリヘキシフェニジル塩酸塩(Trihexyphenidyl hydrochloride) anchor.png[1]

パーキンソン症候群治療剤

  • アーテン錠 (製薬会社:ファイザー株式会社)
  • アーテン散 (製薬会社:ファイザー株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

脳内の伝達物質(アセチルコリン)の働きを抑える抗コリン作用により、手指のふるえ、筋肉のこわばりや動作が遅くなったりするのを改善します。 通常、向精神薬[3]投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア(遅発性を除く)・アカシジア、特発性パーキンソニズムおよびその他パーキンソニズム(脳炎後、動脈硬化性)の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

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向精神薬[3]投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア・アカシジア anchor.png[5]

  • アーテン錠
    通常、成人は1日1〜5錠(主成分として2~10mg)を3~4回に分けて服用します。
  • アーテン散
    常、成人は1日0.2〜1.0g(主成分として2~10mg)を3~4回に分けて服用します。
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特発性パーキンソニズム、その他パーキンソニズム anchor.png[6]

  • アーテン錠
    通常、成人は1日目0.5錠(主成分として1mg)、2日目1錠(2mg)、以後1日1錠(2mg)ずつ増量され、1日量3〜5錠(6~10mg)を維持量として、3~4回に分けて継続して服用します。
  • アーテン散
    通常、成人は1日目0.1g(主成分として1mg)、2日目0.2g(2mg)、以後1日0.2g(2mg)ずつ増量され、1日量0.6~1.0g(6~10mg)を維持量として、3~4回に分けて継続して服用します。

いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[7]

主な副作用として、興奮、眠気、倦怠感、吐き気、口渇、便秘、排尿困難、発疹などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[8]

  • 悪性症候群
    (中止などにより)発熱、無動緘黙(動けない)、嚥下困難(飲み込めない)
  • 精神錯乱、幻覚、せん妄
    考えがまとまらない、存在しない物が見え・聞こえる、軽い意識障害
  • 閉塞隅角緑内障[9]
    激しい眼痛、頭痛、急激な視力の低下
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ジェネリック医薬品[10] anchor.png[11]

  • トリヘキシフェニジル塩酸塩散

Last-modified: 2019-03-29 (金) 20:01:39 (JST) (1857d) by kondo