レセルピン(Reserpine) [1]
高血圧[2]症治療剤・精神神経疾患治療剤
ラウオルフィア・アルカロイド製剤で、神経の伝達物質の貯蔵部位に作用して緊張を和らげ、血圧を下げたり、精神の興奮や幻覚、妄想を抑えます。 通常、各種高血圧[2]症、統合失調症[4]の治療に用いられます。
- 降圧
通常、成人は1日1〜2錠(主成分として0.2〜0.5mg)を1〜3回に分けて服用します。血圧が下がり、安定化した場合は維持量として1日0.5錠〜1錠(主成分として0.1〜0.25mg)を服用しますが、年齢、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
- 鎮静
通常、成人は1日1〜8錠(主成分として0.2〜2mg)より服用を始め、患者の反応を診察しながら服用量が調整されます。また、年齢、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、眠気、性欲減退、神経過敏、めまい、頭痛、発疹、徐脈、胃潰瘍、口渇、下痢、食欲不振、悪心・嘔吐、軟便、鼻閉、倦怠感などが報告されています。
- うつ状態
やる気がおきない、気分が落ち込む、気分がふさぎ込む、不眠