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アーテン錠 のバックアップソース(No.1) :: 医療 Wiki

illness:アーテン錠 のバックアップソース(No.1)

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*トリヘキシフェニジル塩酸塩(Trihexyphenidyl hydrochloride) [#n77bb815]
''パーキンソン症候群治療剤''
-アーテン錠 (製薬会社:ファイザー株式会社)
-アーテン散 (製薬会社:ファイザー株式会社)
**作用と効果 [#v97d4e09]
脳内の伝達物質(アセチルコリン)の働きを抑える抗コリン作用により、手指のふるえ、筋肉のこわばりや動作が遅くなったりするのを改善します。 通常、向精神薬投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア(遅発性を除く)・アカシジア、特発性パーキンソニズムおよびその他パーキンソニズム(脳炎後、動脈硬化性)の治療に用いられます。


**用法・用量 [#s1e9bb0c]
***向精神薬投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア・アカシジア [#bfa6c64a]
-アーテン錠
通常、成人は1日1〜5錠(主成分として2~10mg)を3~4回に分けて服用します。
-アーテン散
常、成人は1日0.2〜1.0g(主成分として2~10mg)を3~4回に分けて服用します。

***特発性パーキンソニズム、その他パーキンソニズム [#vb1f3c1a]
-アーテン錠
通常、成人は1日目0.5錠(主成分として1mg)、2日目1錠(2mg)、以後1日1錠(2mg)ずつ増量され、1日量3〜5錠(6~10mg)を維持量として、3~4回に分けて継続して服用します。
-アーテン散
通常、成人は1日目0.1g(主成分として1mg)、2日目0.2g(2mg)、以後1日0.2g(2mg)ずつ増量され、1日量0.6~1.0g(6~10mg)を維持量として、3~4回に分けて継続して服用します。

いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

**副作用 [#e4b6590a]
主な副作用として、興奮、眠気、倦怠感、吐き気、口渇、便秘、排尿困難、発疹などが報告されています。

***稀な副作用 [#v0fa9040]
-悪性症候群
(中止などにより)発熱、無動緘黙(動けない)、嚥下困難(飲み込めない)
-精神錯乱、幻覚、せん妄
考えがまとまらない、存在しない物が見え・聞こえる、軽い意識障害
-閉塞隅角緑内障
激しい眼痛、頭痛、急激な視力の低下


**ジェネリック医薬品 [#c4749f9d]
-ピラミスチン散


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