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フェントステープ のソース :: 医療 Wiki

illness:フェントステープのソース

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#norelated
#contents
*フェンタニルクエン酸塩(Fentanyl citrate) [#xbcf2f29]
''経皮吸収型 持続性癌疼痛治療剤''
-フェントステープ (製薬会社:製造販売元 久光製薬株式会社/発売元 協和キリン株式会社)

**作用と効果 [#y88c64ab]
中枢神経系のオピオイド受容体に作用し、強力な鎮痛作用を示します。 通常、持続する強い痛みの緩和に用いられます。

-成人
非オピオイド鎮痛剤及び弱オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記における鎮痛(ただし、慢性疼痛は他のオピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する場合に限る。)
中等度から高度の疼痛を伴う各種がん
中等度から高度の慢性疼痛
-小児
非オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記における鎮痛(ただし、他のオピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する場合に限る。)
中等度から高度の疼痛を伴う各種がん



**用法・用量 [#s69dead3]
-成人
通常、成人に対し胸部、腹部、上腕部、大腿部等に貼付し、1日(約24時間)毎に貼り替えて使用する。
初回貼付用量は本剤貼付前のオピオイド鎮痛剤の治療有無により、下記のとおり選択する。
その後の貼付用量は患者の症状や状態により適宜増減する。

--がん疼痛
本剤貼付前にオピオイド鎮痛剤を使用していない場合、0.5mgより開始する。
他のオピオイド鎮痛剤から本剤に切り替えて使用する場合、本剤貼付前に使用していたオピオイド鎮痛剤の用法及び用量を勘案して、0.5mg、1mg、2mg、4mg、6mgのいずれかの用量を選択する。

--慢性疼痛
他のオピオイド鎮痛剤から本剤に切り替えて使用する。
本剤貼付前に使用していたオピオイド鎮痛剤の用法及び用量を勘案して、0.5mg、1mg、2mg、4mg、6mgのいずれかの用量を選択する。

-小児
--がん疼痛
他のオピオイド鎮痛剤から本剤に切り替えて使用する。
通常、小児(2歳以上)に対し胸部、腹部、上腕部、大腿部等に貼付し、1日(約24時間)毎に貼り替えて使用する。
初回貼付用量は本剤貼付前に使用していたオピオイド鎮痛剤の用法及び用量を勘案して、6歳以上の場合は、0.5mg、1mg、2mg、4mg、6mgのいずれかの用量を選択し、2歳以上6歳未満の場合は、0.5mg、1mg、2mgのいずれかの用量を選択する。
その後の貼付用量は患者の症状や状態により適宜増減する。




**副作用 [#g060c7fa]

-各種癌における鎮痛
主な副作用は傾眠、悪心、嘔吐、便秘 等が報告されています。

-慢性疼痛における鎮痛
主な副作用は傾眠、悪心、便秘、嘔吐 等が報告されています。

***重大な副作用 [#p2f2a8f7]
-呼吸抑制
無呼吸、呼吸困難、呼吸異常、呼吸緩慢、不規則な呼吸、換気低下 等
呼吸が浅く速くなり、呼吸をしにくい
-意識障害
意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する
-依存性
-ショック、アナフィラキシー
-痙攣 
間代性、大発作型等の痙攣があらわれることがある。

***その他の副作用 [#z7b3f0a8]
****癌性疼痛患者における副作用 [#l31764a4]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|-|好中球増加、単球増加、白血球数増加|リンパ球減少、白血球数減少、血小板数増加、好酸球増加|-|
|肝臓|-|ALT、AST、γ-GTP、AL-Pの上昇|ビリルビンの上昇|-|
//|肝胆道系|||||
|腎臓|-|尿蛋白|排尿困難、BUN上昇|クレアチニン上昇|
//|泌尿器|||||
//|生殖系及び乳房|||||
|精神神経系|傾眠|めまい、頭痛、不眠、譫妄|幻覚、気分変動|健忘、不安、易刺激性、振戦、不快気分、感覚鈍麻、アカシジア、失見当識、構語障害、悪夢|
//|神経系|||||
//|感覚器|||||
//|眼|||||
//|耳|||||
|循環器 心臓|-|-|上室性期外収縮|血圧上昇、動悸、心房細動、徐脈|
//|血管|||||
|呼吸器|-|-|咽頭痛、呼吸困難|過換気、口腔咽頭不快感|
|消化器|悪心、嘔吐、便秘|下痢、食欲不振|胃部不快感、腹部膨満感、胃炎、腹痛、味覚異常|腹部不快感、消化不良、口内炎、憩室炎|
|皮膚・皮下組織系|貼付部位のそう痒感|そう痒、貼付部位の紅斑|発疹|紅斑、貼付部位の皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、貼付部位の湿疹|
//|過敏症|||||
//|下垂体・副腎皮質系|||||
//|免疫系|||||
//|代謝及び栄養|||||
//|内分泌|||||
//|筋骨格系及び結合組織障害|||||
//|全身|||||
//|投与部位|||||
//|感染症|||||
//|抵抗機構|||||
|その他|-|けん怠感、発熱|発汗、しゃっくり、血中カリウム減少|口渇、薬剤離脱症候群、異常感、末梢性浮腫、血中カリウム増加、鼻咽頭炎、悪寒、胸部不快感、高血圧、筋痙縮、耳鳴、挫傷|
//|臨床検査|||||

****慢性疼痛患者における副作用 [#kced69b7]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|-|リンパ球減少、白血球数増加、白血球数減少、好酸球増加、好中球増加、単球増加|血小板数増加|-|
|肝臓|-|AL-P上昇|γ-GTP増加|-|
//|肝胆道系|||||
|腎臓|-|BUN上昇、クレアチニン上昇|排尿困難|尿蛋白|
//|泌尿器|||||
//|生殖系及び乳房|||||
|精神神経系|傾眠、めまい|頭痛、不眠、不安、易刺激性、振戦|不快気分、感覚鈍麻、アカシジア、失見当識、構語障害、悪夢|譫妄、幻覚、気分変動、健忘|
//|神経系|||||
//|感覚器|||||
//|眼|||||
//|耳|||||
|循環器 心臓|-|-|-|血圧上昇、動悸、心房細動、上室性期外収縮、徐脈|
//|血管|||||
|呼吸器|-|-|呼吸困難、過換気、口腔咽頭不快感|咽頭痛|
|消化器|悪心、嘔吐、食欲不振、便秘|腹部不快感、下痢|消化不良、口内炎、腹痛、憩室炎|胃部不快感、腹部膨満感、胃炎、味覚異常|
|皮膚・皮下組織系|貼付部位のそう痒感|そう痒、貼付部位の紅斑、貼付部位の皮膚炎|発疹、湿疹、蕁麻疹、貼付部位の湿疹|紅斑|
//|過敏症|||||
//|下垂体・副腎皮質系|||||
//|免疫系|||||
//|代謝及び栄養|||||
//|内分泌|||||
//|筋骨格系及び結合組織障害|||||
//|全身|||||
//|投与部位|||||
//|感染症|||||
//|抵抗機構|||||
|その他|-|けん怠感、異常感、口渇、発汗、末梢性浮腫、血中カリウム増加、鼻咽頭炎|血中カリウム減少、悪寒、発熱、胸部不快感、高血圧、筋痙縮、耳鳴、挫傷|しゃっくり|
//|臨床検査|||||


//**ジェネリック医薬品 [#j0a9edb1]
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