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iPS細胞 のバックアップソース(No.1) :: 医療 Wiki

illness:iPS細胞 のバックアップソース(No.1)

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*人工多能性幹細胞 概要 [#u0aab2ad]
人工多能性幹細胞は、iPS細胞 (induced pluripotent stem cells:人為的に多能性を持たせた幹細胞)、もしくは誘導多能性幹細胞といいます。
体細胞(主に線維芽細胞 皮膚・毛髪など)へ数種類の遺伝子(転写因子)を導入することにより、ES細胞(胚性幹細胞)((受精卵を壊して作る細胞))に似た分化万能性(pluripotency)を持たせた細胞のことです。

**iPS細胞の作製法 [#e2d97cfd]
生体から得た細胞を培養します。 ウイルスベクターを用いて分化万能性の獲得に必要な遺伝子を導入します。
細胞を一旦集め、ES細胞の培養法に従い、フィーダー細胞の存在下、専用培地で培養する 遺伝子導入された細胞の一部がiPS細胞となり、ES細胞様のコロニーを形成します。

**iPS細胞臨床研究 [#k17e8f82]
***加齢黄斑変性に対する自家iPS細胞由来網膜色素上皮(RPE)シート移植に関する臨床研究 [#qdfe20b4]
-滲出型加齢黄斑変性のみが対象です。他の疾患には適応できません
-安全性を確認する臨床研究です
-ゆがみが改善するなどの効果は可能性がありますが、視力の大幅な向上は難しいと思われます
-実際の治療は2013年度を目処に開始します
-臨床研究にあてはまるかどうか、主治医の紹介状が必要です

問い合わせ [[神戸市立医療センター中央市民病院:http://chuo.kcho.jp/]] [[先端医療センター病院:http://www.ibri-kobe.org/hospital/]]
必要書類 [[加齢黄斑変性 iPS細胞臨床研究 診療情報提供書:http://www.retinastem.jp/pdf/ouhan.pdf]]

**ノーベル医学生理学賞 [#k4a662db]
2012年10月8日、京都大学の山中伸弥教授がノーベル医学・生理学賞の受賞が決定されました。
共同受賞者は英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士です。


-[[ノーベル賞ホームページ(PDF):http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/medicine/laureates/2012/med_image_press_eng.pdf]]


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