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サインバルタカプセル のバックアップソース(No.2) :: 医療 Wiki

illness:サインバルタカプセル のバックアップソース(No.2)

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*デュロキセチン塩酸塩(Duloxetine hydrochloride) [#ve7d6594]
''セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤''
-サインバルタカプセル (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
-サインバルタカプセル (製薬会社:日本イーライリリー株式会社)
**作用と効果 [#qbb16d41]
脳内でセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、脳内の神経伝達をスムーズにし、憂うつな気分を和らげ、やる気がなくなる、不安といった症状を改善します。また、中枢神経系の痛みを抑制する経路に作用し、痛みを和らげます。通常、うつ病、うつ状態や糖尿病性神経障害にともなう疼痛の治療に用いられます。

糖尿病性神経障害、線維筋痛症、慢性腰痛症に伴う疼痛

**用法・用量 [#s2f46f07]
-うつ病・うつ状態、糖尿病性神経障害に伴う疼痛
通常、成人には1日1回朝食後、デュロキセチンとして40mgを経口投与する。投与は1日20mgより開始し、1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量する。
なお、効果不十分な場合には、1日60mgまで増量することができる。

-線維筋痛症に伴う疼痛、慢性腰痛症に伴う疼痛
通常、成人には1日1回朝食後、デュロキセチンとして60mgを経口投与する。
投与は1日20mgより開始し、1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量する。

飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に薬を中止すると不都合な症状があらわれることがあります。

**副作用 [#f2f42533]
主な副作用として、吐き気、傾眠、口渇、頭痛、便秘、下痢、めまい、腹部痛、不眠、倦怠感、食欲減退、高血糖、嘔吐、発疹などが報告されています。

***稀な副作用 [#q0271703]
-セロトニン症候群
不安、興奮、発汗
-抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
むくみのない短期間での体重増加、けいれん、意識障害
-肝機能障害、肝炎、黄疸
倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
-皮膚粘膜眼症候群
高熱、水ぶくれ、眼や口など粘膜のただれ
-アナフィラキシー反応
呼吸困難(息苦しい)、けいれん、じんましん


**ジェネリック医薬品 [#mc0cac90]
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